「SULM DUNK」(スラムダンク)の主人公・桜木花道はインターハイ2回戦目の山王戦で背中を負傷しています。
この怪我により、桜木花道はバスケを離れリハビリ生活を送ることになります。
桜木花道が活躍する姿をもう一度みたい!というファンも多く、僕もその中の1人。
しかし、桜木花道がバスケットに復帰できたのかは描かれず、連載は終了してしまいました。
連載終了後に気になる点は
桜木花道のその後。
- 桜木花道の怪我は完治したのか
- 湘北バスケ部に復帰できたのか
- 日本代表に選出されたのか
この3つの気になる点を考察してみましょう。
僕は桜木花道のその後の人生は「バスケに復帰」していると考察しています。
桜木花道の怪我は完治した?
桜木花道の怪我は完治するものなのでしょうか。
桜木花道が怪我をした原因、痛み方などからどのような怪我なのかが見えてきます。
桜木花道の怪我の原因
出典:SLAM DUNKコミックス30巻より
山王戦の後半残り2分ちょっとの時。
残り時間も少なく、ボールをキープしなければならない場面。
宮城に当たったボールがコートの外に。桜木が飛び込み何とかボールは戻ってきました。
しかし桜木の飛び込んだ先は長いテーブルがあり、背中から突っ込んでしまい強打してしまいます。
マネージャーの彩子から「選手生命に関わる」
安西監督からは「あと少しで一生後悔するところでした」
と言われるほどの怪我でした。更に桜木は痛みのあまり意識まで失っています。
その後復帰できているけど、意識を失うほどの痛み。
彩子さんと、安西先生の発言から怪我は深刻だったと考えられますね。
桜木花道… pic.twitter.com/yXrTLbLhww
— 🌟🐣た>み🐣🌟 (@hiyoko_Reborn) April 18, 2024
桜木花道の考えられる怪我
桜木の怪我後のプレーから次のような怪我が考えられます。
- 脊髄損傷
- 打撲
- 脊髄分離症
- 背骨の骨折
「脊髄損傷」の場合、歩行困難になる場合が多く体にマヒが残り完治しないのでこれは考えられませんね。
「打撲」の場合、意識を失う程の痛みになるのは考えにくいのですし、打撲でリハビリというのも考えにくいですね。
「脊髄分離症」は度重なる運動で疲労した場合にこの怪我を負うことが多いようで、とある専門家の意見では「疲労骨折」のようなものではないかと言われています。
疲労の蓄積で「脊髄分離症」になったとも考えられますが、今まで桜木花道が体のどこかを傷める描写もなく、むしろ元気過ぎるくらいです。そのため「脊髄分離症」の可能性も低いと考えられます。
痛みを感じながらも動けていたし、リハビリ中の歩く様子から桜木花道の怪我は背骨のヒビの可能性が高いと考えられます。
専門家によると背骨のヒビが完治し復帰できるのに早くて3ヶ月かかるようです。
ラストのシーンでも、右に体をひねり「天才ですから」といっていますね。
体をひねれるくらい順調に回復しているとも捉えられます。
出典:SLAM DUNKコミック31巻より
桜木花道はバスケに復帰できた?
連載終了後に描かれたものの中に、桜木花道のその後が描かれている作品があります。
原作終了後に描かれた1997年のカレンダーには、原作のラストと同じ髪型の桜木花道が描かれています。
また原作終了後の2009年のCMに桜木花道が登場しています。
桜木花道のその後の姿がこちら
連載終了から少し髪が伸びた桜木花道の姿。
このCMは桜木花道が湘北バスケ部に復帰したと決定付けるポイントが2点あります。
- 流川のバッシュ
- リョータの背番号
原作で流川のバッシュはジョーダン5を着用しています。このCMではジョーダン12と思われるバッシュを着用。
リョータの背番号も7番から4番に変わっています。原作でも新キャプテンはリョータになっているので間違いなく原作終了後、インターハイ後の世界だと言えますね。
連載終了まで流川のバッシュはジョーダン5でした。
リョータの背番号も4番に変更になっています。
このことから、高2になった桜木花道が湘北バスケ部に復帰していることがわかりますね。
原作でも宮城リョータと桜木花道は仲良しだったので、このCMでその後の2人の関係性も伝えたかったとも考えられますね。
桜木花道は冬の全国大会に出場している?
桜木花道は冬の全国大会に出場している可能性があります。
「スラムダンク、あれから10日後」の表紙には15番を付けた赤木の姿。
原作での赤木の背番号は4番。この表紙の赤木は
15番ですね。
これは赤木が引退し、全国大会出場のため再度入部していると考えられます。
リョータがキャプテンの湘北バスケ部なので、赤木が15番を付けていると考えて間違いないでしょう。
赤木と一緒に全国選抜大会に出場していると確信できますね!
桜木花道は神奈川選抜に選出?
1998年のカレンダーには神奈川選抜のメンバーが描かれています。
そうそうたるメンバーの中に桜木の姿が確認できます。
各県の代表が背番号の順番で並んでいるので、桜木は背番号10番を付けて神奈川代表として全国大会に出場していることが確認できます。
桜木花道はのその後は日本代表?
桜木花道のその後は日本代表になれたのでしょうか?
スラムダンクコミック1巻38ページの扉絵にヒントが隠されています。
出典:SLAM DUNKコミック1巻より
日本代表のユニホームを着た桜木花道。背番号は「16」を着用していますね。
16番は若い番号でないため、控え的な役割として日本代表に選出されているのではないかと考えることができます。
初心者だった桜木花道の数ヶ月での成長を見る限り、高2の時点で日本代表になれる実力は十分にあると思います。
また、流川が桜木に見せつけた「Japan」のユニホーム。
ライバル心の強い桜木花道のことですから、流川へのライバル心も原動力になっていると感じ取れますね。
出典:SLAM DUNKコミックス31巻より
桜木の成長スピードから、高2年の時点で日本代表になれる実力は申し分ないのではと考察します。
日本代表のその後はプロに?
桜木花道のライバルでもある、流川楓は日本代表に選出されるほどの超高校生級のプレーヤー。
スラムダンクの原作で、桜木花道と流川楓が出会うシーン。
出典:SLAM DUNKコミックス1巻より
「のちの終生のライバルといわれる二人の出会いであった」というナレーションが入っています。
終生とは簡単にいうと「一生を終えるまで」という意味。
高校卒業後もライバルであることは確実です。
流川楓がプロバスケット選手になっていれば、そのライバルと言われる桜木花道もプロになっているはず。
流川も桜木との対決で「オレに本気をださせた」と発言しておりと桜木の実力を認めています。
安西監督も大学監督時代の教え子である大学バスケット界の天才「谷沢光義」を超える逸材と2人を評価しています。
それを超える逸材と認められた2人です。2人のその後はプロになっていると考えるべきです。
作者の井上雄彦先生は、連載開始から「桜木花道その後」を想像して作品を描いていたのかもしれませんね。
桜木花道 その後のまとめ
桜木花道 その後は、怪我を克服しプロとして活躍していると考えられます。
SLAM DUNKコミックス1巻の
「のちの終生のライバルといわれる二人の出会いであった」
から桜木花道のその後はプロとして活躍していることがわかりますね。
今回の記事で見えてきた桜木のその後は
- 怪我は「背骨のヒビ」
- 怪我が完治し湘北バスケに復帰
- 神奈川選抜として全国大会に出場
- 「控え的な役割」として全日本代表に選出
- プロバスケ選手として活躍
- NBAプレーヤーとして活躍
映画スラムダンク 「THE FIRST SLAM DUNK」ではアニメでは放送されることのなかった、山王編が舞台となり大きな話題を生みました。
続編で桜木花道 その後が明らかになることを期待したいですね。
コメント